チーム医療
緩和リンクナース
絵ハガキが届き、思わず涙が…
ある場面で・・・痛みや嘔気による苦痛が増大し、身の周りのことができなくなってしまった患者さんから、「家族旅行に行きたい。」と言われました。その言葉を聞き、何をしたらよいのかと戸惑いもありましたが、緩和ケアチームと一緒に痛みや嘔気のアセスメントを行い、薬の調整や安楽になるという足浴などを実施しました。すると痛みや嘔気が緩和され、無事退院することができました。
その後、患者さんから「家族で温泉旅行に行くことができました。ありがとうございました。」と書かれた絵ハガキが届き、思わず涙が…。苦痛の緩和を図ることはQOLの向上につながるのだと感じ、今日も、患者さんのベッドサイドで緩和ケアを行っています。
NST
患者さんに最良の方法を考えます。
医師・栄養士・リハビリ・検査技士などと共に患者さんのそばにいて一番状態を把握している看護師がチームを組み、それぞれの専門分野において意見を出し合い、最良の方法を検討しサポートしています。
RST
患者さんにとって最善の方法を考えます。
医師・歯科医師・歯科衛生士・理学療法士・臨床工学士などと共に看護師が連携し、定期的に人工呼吸器装着中の患者さんのラウンドを行っています。色々な呼吸に関する相談にはできるだけすぐに対応できるように心がけています。呼吸の苦しさは、死への不安も高まります。精神面への配慮も含め、その患者さんにはどうすることが最も良いかを検討し、質の高いケアの提供に努めています。
褥瘡リンク
いつでも相談に乗ってくれるので安心です。
褥瘡対策リンクナースは褥瘡対策委員会と病棟をつなぎ、日々の褥瘡ケアの役割モデルとなり実践しています。リンクナース自身やりがいを持って活動しています。
いつでも困ったことがあったら相談に乗ってくれるので安心です。困難症例に関しては皮膚・排泄ケア認定看護師他、専門職種と連携しケアを検討してくれます。褥瘡ケアは日々のケアの継続が大切なのでリンクナースは大きな存在です。